タイトル | チャンキ |
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刊行日 | 2021年9月28日 |
著者 | 森達也 |
定価 | 2400円+税 |
ISBN | 978-4-8460-2063-7 |
Cコード | 0093 |
ページ数 | 522 |
判型 | 四六 |
製本 | 並製 |
内容
強烈な自殺衝動による突然死が蔓延する2033年の日本。原因である「タナトス」は、なぜか日本にだけやってくる。そんな中、生きる意味と実感を求めて、状況に抗う18歳の高校生チャンキに見えてきたものは? コロナ禍を経験した私たちに必読の書!
突然死に抗うチャンキは、生きる実感を求めつつ、彼女との時間を過ごす。彼は、彼女は、生き延びることができるのだろうか? 「世界はある日突然に終わるかもしれない。それでもここに一緒にいたいんだ」。理不尽な死をもたらす「タナトス」が、新型コロナウイルスを想起させる。気鋭の映像作家による長編小説。新潮社版に大幅加筆!
突然死に抗うチャンキは、生きる実感を求めつつ、彼女との時間を過ごす。彼は、彼女は、生き延びることができるのだろうか? 「世界はある日突然に終わるかもしれない。それでもここに一緒にいたいんだ」。理不尽な死をもたらす「タナトス」が、新型コロナウイルスを想起させる。気鋭の映像作家による長編小説。新潮社版に大幅加筆!
著者紹介
森 達也(もり・たつや)
1956年、広島県生まれ。ディレクターとして、テレビ・ドキュメンタリー作品を多く製作。98年オウム真理教の荒木浩を主人公とするドキュメンタリー映画『A』を公開、ベルリン映画祭に正式招待され、海外でも高い評価を受ける。2001年映画『A2』を公開し、山形国際ドキュメンタリー映画祭で特別賞・市民賞を受賞する。11年『A3』(上下巻、集英社文庫)で講談社ノンフィクション賞を受賞。現在は映像・活字双方から独自世界を構築している。16年に映画『FAKE』、19年に映画『i-新聞記者ドキュメント-』で話題を博す。
著書に『死刑』(角川文庫)、『「自分の子どもが殺されても同じことが言えるのか」と叫ぶ人に訊きたい』(ダイヤモンド社)、『ニュースの深き欲望』(朝日新書)、『虐殺のスイッチ』(出版芸術社)など多数。
1956年、広島県生まれ。ディレクターとして、テレビ・ドキュメンタリー作品を多く製作。98年オウム真理教の荒木浩を主人公とするドキュメンタリー映画『A』を公開、ベルリン映画祭に正式招待され、海外でも高い評価を受ける。2001年映画『A2』を公開し、山形国際ドキュメンタリー映画祭で特別賞・市民賞を受賞する。11年『A3』(上下巻、集英社文庫)で講談社ノンフィクション賞を受賞。現在は映像・活字双方から独自世界を構築している。16年に映画『FAKE』、19年に映画『i-新聞記者ドキュメント-』で話題を博す。
著書に『死刑』(角川文庫)、『「自分の子どもが殺されても同じことが言えるのか」と叫ぶ人に訊きたい』(ダイヤモンド社)、『ニュースの深き欲望』(朝日新書)、『虐殺のスイッチ』(出版芸術社)など多数。
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