タイトル 労働弁護士「宮里邦雄」55年の軌跡
刊行日 2021年6月25日
著者 宮里邦雄
定価 2000円+税
ISBN 978-4-8460-1617-3
Cコード 0036
ページ数 268
判型 四六
製本 並製
内容
総評弁護団から日本労働弁護団へ
1965年、弁護士登録した後、“労働弁護士”として活躍する一方、沖縄出身の弁護士として米軍基地問題など、沖縄関係の訴訟にも広く関与する。
現在のコロナ禍のもとの労働問題にも第一人者として若々しく取り組んでいる!

宮里さんは、国労弁護団の中心として、この国家的不当労働行為とのたたかいの只中にあった。一部にあった「裁判闘争先行」ではなく、労働委員会闘争を軸として、この国家的不当労働行為と対峙したのだ。全国で一斉に労働委員会で不当労働行為の勝利命令を先行させつつ、勝利を展望するという正鵠を射る闘争方針を提唱して、長期にたたかいを持続し、解決に至ったのである。
(『労働弁護士「宮里邦雄」55年の軌跡』編集委員「はじめに」より)
著者紹介
宮里邦雄(みやざと・くにお)
1939年 大阪市生まれ、沖縄宮古島育ち。
1958年 琉球政府立宮古高校(現沖縄県立宮古高校)卒業。
1958年 東京大学文科Ⅰ類入学。
1963年 東京大学法学部卒業。
1965年 弁護士登録。東京弁護士会所属。
1987年 中央大学法学部非常勤講師(~1989年)。
1997年 日本労働法学会理事(~2005年)。
2001年 早稲田大学法学部大学院非常勤講師(~2003年)。
2005年 東京大学法科大学院客員教授(労働法、法曹倫理)(~2007年)。
2002年 日本労働弁護団会長(~2012年)。
東京都新宿区新宿1丁目15番9号 さわだビル5階
東京共同法律事務所 所属
目次
はじめに

第Ⅰ部 インタビューで聞く55年
1 労働弁護士としての遥かなる道
1 最初の不当労働行為事件
2 昭和四〇(一九六五)年代から昭和六〇(一九八五)年代の事件
3 労働運動の内容も時代と共に変化
(1) 一九七〇年代の労働事件
(2) 一九七〇年代の思い出に残る重大事件
(3) 一九八五(昭和六〇)年代以降の労働事件 
(4) 平成(一九八九年)以降現在まで
2 長いたたかいだった「国労問題」
1 マル生反対闘争
2 「スト権スト」と二〇二億円の損害賠償請求
3 国鉄民営分割化と国労への攻撃
3 労働弁護士として生きて
1 弁護士として労働事件に携わる
2 労働弁護士の未来︱︱棗弁護士と労働弁護士の未来を語る
(1) 雇用によらない就業者の労働者性
(2) 新しい就労形態が拡大する中での労働者の保護をどのように図っていくか
(3) 雇用を軽視する制度を認めてはならない
(4) コロナ禍での雇用をどう守っていくべきか
(5) 派遣法とフリーランスという新しい働き方 
(6) 八〇歳を超えても第一線で戦える秘訣
(7) これからの労働運動に求められること

第Ⅱ部 裁判をめぐる随筆
1 ウチナーからヤマトへ
2 沖縄関係訴訟への取り組み
3 最高裁判所弁論(その1)――新国立劇場運営財団事件
4 最高裁判所弁論(その2)――長澤運輸事件
5 わが「労弁」の記
6 ロースクールで「法曹倫理」の講義を担当して
7 強気と弱気――依頼人と弁護士
8 「権利の認知度」と「権利教育」
9 「賃金と貧困」について考える
10 上野裁判の思い出
(1) 提訴とその効果
(2) 広まる支援の輪
(3) 判決の大きな意義
(4) パワハラ訴訟の先駆け

第Ⅲ部 折々の記
1 「自分史」を書く?
2 わがふるさとを語る︱︱沖縄・宮古島
3 ふるさとの味︱︱「ラフテー」は豚肉料理の王様
4 正月――子供の頃の思い出
5 私の幼年時代︱︱シュークリームの甘い思い出
6 蝉しぐれ
7 わが趣味︱︱クラシック音楽
8 映画と名曲喫茶
9 『刑事』(イタリア映画)とラストシーン
10 『チャップリンとヒトラー』を読む
11 忘れ得ぬ酒
12 あの頃、これまで、そしてこれから
13 近況三題
14 近況つれづれ
15 「老兵は死なず、まだ前線にあり」
16 散歩と断捨離 

あとがき
著作一覧 
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