タイトル つきまとう死
刊行日 2006年1月25日
著者 アントニー・ギルバート 著/佐竹寿美子 訳
定価 2,000 円+税
ISBN 978-4-8460-0654-9
Cコード 0097
ページ数 272
判型 四六
製本 上製
シリーズ名 論創海外ミステリ
シリーズ番号 39
内容
毒を盛られた父親、事故死した夫。その女の赴くところ、必ず誰かの命が危険にさらされる。莫大な財産を握る老婆と、老婆を快く思わない親族に、死を招く女が絡んだとき、再び悲劇が起こる。女は限りなくクロに近いシロなのか、あるいは―?巨匠アントニー・ギルバートが生んだ“弁護士探偵クルック”シリーズ中、評論家A・E・マーチが称賛した作品、論創海外ミステリに登場。
著者紹介
アントニー・ギルバート 
1899〜1973。本名ルーシー・ビアトリス・マレスン。イギリス・ロンドン生まれ。家計の窮迫が原因で女子校を退学した後、赤十字、食料省、厚生省、石炭協会などで働く。1925年にJ・キルメニー・キース名義でデビュー。その後、男性名アントニー・ギルバートで書いたクルック弁護士シリーズの成功により、本格作家としての地位を築く。50年の間におよそ70作品の長編を発表した。ほかにアン・メレディス名義でもミステリ作品を発表している。

佐竹寿美子(さたけ・すみこ) 
北星学園大学卒業。インターカレッジ札幌に在籍。札幌市在住。
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