タイトル | アバドンの水晶 |
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刊行日 | 2022年12月5日 |
著者 | ドロシー・ボワーズ 著/友田葉子 訳 |
定価 | 2800円+税 |
ISBN | 978-4-8460-2161-0 |
Cコード | 0097 |
ページ数 | 304 |
判型 | 四六 |
製本 | 上製 |
シリーズ名 | 論創海外ミステリ |
シリーズ番号 | 292 |
内容
チャーチウェイの下宿屋に住む老齢の婦人エマ・ベットニーは、ある日、三通の手紙を受け取った。そのうちの一通は昔の教え子グレイス・アラムからであり、自身が経営する寄宿学校の教員を手伝ってほしいと言ってきた。アラムの誘いを快諾したエマは寄宿学校へ向かうが、そこでは不思議な出来事や奇妙な人物が待ち受けていた。謎めいた絵画「アバドン」、水晶占い、夢遊病の生徒、停電、火事騒ぎが相次ぎ、さらには校舎内に住む老婦人メアリー・ワンドが狭心症の発作で死亡、エマも何者かに後頭部を殴打され階段から転落してしまう。満身創痍のエマから話を聞いたロンドン警視庁のダン・パードウ警部は、部下と共に捜査を開始する。
著者紹介
ドロシー・ボワーズ
1902年、英国レムスター生まれ。オックスフォード大学卒業後、教職を経て、1938年に『命取りの追伸』で作家デビューした。書評家から「セイヤーズの後継者」と称賛され、英国の推理作家協会であるディテクション・クラブへ入会する。1948年、結核のため死去。
〔訳者〕
友田葉子(ともだ・ようこ)
津田塾大学英文学科卒業。非常勤講師として英語教育に携わりながら、2001年より『指先にふれた罪』(DHC)で翻訳としての活動を始める。文芸書からノンフィクションまで多彩な分野の翻訳を手がけ、『極北×13+1』(柏艪舎)、『血染めの鍵』、『魔女の不在証明』、『黒き瞳の肖像画』(いずれも論創社)、『ショーペンハウアー 大切な教え』(イースト・プレス)など、多数の訳書・共訳書がある。
1902年、英国レムスター生まれ。オックスフォード大学卒業後、教職を経て、1938年に『命取りの追伸』で作家デビューした。書評家から「セイヤーズの後継者」と称賛され、英国の推理作家協会であるディテクション・クラブへ入会する。1948年、結核のため死去。
〔訳者〕
友田葉子(ともだ・ようこ)
津田塾大学英文学科卒業。非常勤講師として英語教育に携わりながら、2001年より『指先にふれた罪』(DHC)で翻訳としての活動を始める。文芸書からノンフィクションまで多彩な分野の翻訳を手がけ、『極北×13+1』(柏艪舎)、『血染めの鍵』、『魔女の不在証明』、『黒き瞳の肖像画』(いずれも論創社)、『ショーペンハウアー 大切な教え』(イースト・プレス)など、多数の訳書・共訳書がある。
編集者コメント
2013年12月発売の『命取りの追伸』に続く、本叢書約9年ぶりのドロシー・ボワーズ邦訳書となります。残された長編全五作のうち、まだ邦訳されていない"Shadows Before"と"The Bells at Old Bailey"も2023年から2024年にかけて本叢書より翻訳を発売しますのでご期待下さい。
目次
アバドンの水晶
訳者あとがき
解説 三門優祐
訳者あとがき
解説 三門優祐
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