タイトル スマホ社会と紙の本
刊行日 2024年5月7日
著者 高橋文夫
定価 2200円+税
ISBN 978-4-8460-2368-3
Cコード C0036
ページ数 232
判型 四六
製本 上製
内容
グーテンベルクVS.デジタル化の争闘
電子書籍元年(2010年)から十数年、本の電子化は未だ〈低速前進〉にとどまる。一方、「紙の本」を取りまく環境はまさに、〈高速後退〉だ。著者が博引旁証をもって切り込む!〈出版の今〉……
著者紹介
1961 年に一橋大学経済学部卒。日本経済新聞ニューヨーク特派員、編集委員を経て、日経BP「日経ビジネス」「日経コンピュータ」発行人・局長、専務編集担当、日経BP出版センター(現日経BPマーケティング)社長などを務めた。第一線を離れて、現在、日本記者クラブ個人会員・日本外国特派員協会正会員。著書に『雑誌よ、甦れ―「情報津波」時代のジャーナリズム』(晶文社 2009)、『本の底力』( 新曜社 2014) ほか。
目次
主要目次
第1章 読書体験
日経文化面 篠田節子、群ようこ、…… /
『いつもそばに本が』『本は、これから』の場合 

第2章 本の三つの特性
本のアフォーダンス /
里程標(マイルストーン)としての本 /
「サードプレイス」

第3章 紙の本をどう評価するか
認識するのに「負荷が軽い」紙の本 /
「国語が危ない」―読者・読解力調査 

第4章 ネット時代に本とどう付き合うか
本は振るわず /
ネット時代の影の部分 

第5章 電子書籍化の流れ
新しいエディターシップ /
わが国の電子書籍化、低速前進 

第6章 ネット時代、本に望む
画一・均質化、標準・規格化に抗う /
交錯期の活字・デジタルメディア、ともに享受 

第7章 本を超えて
関野吉晴・角幡唯介 『赤毛のアン』 /
歌会始「本」 
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