タイトル ロニョン刑事とネズミ
刊行日 2024年3月7日
著者 ジョルジュ・シムノン 著/宮嶋聡 訳
定価 2000円+税
ISBN 978-4-8460-2366-9
Cコード 0097
ページ数 200
判型 四六
製本 上製
シリーズ名 論創海外ミステリ
シリーズ番号 314
内容
死体が持っていた財布に入った紙幣を狙う浮浪者の“ネズミ”。彼に不審を抱くパリ九区担当のロニョン刑事。遺失物扱いされた財布を巡り、それぞれの思惑が交叉する中、事態は思わぬ展開を見せ始める……。煌びやかな花の都パリが併せ持つ仄暗い世界を描いた〈メグレ警視〉シリーズ番外編!
著者紹介
ジョルジュ・シムノン
 1903年、ベルギー、リエージュ生まれ。中学中退後、転職を繰り返し、『リエージュ新聞』の記者となる。1921年に処女作“Au Pont des Arches” を発表。パリへ移住後、幾つものペンネームを使い分けながら数多くの小説を執筆。メグレ警視シリーズは絶大な人気を
誇り、長編だけでも70作以上書かれている。66年、アメリカ探偵作家クラブ巨匠賞を受賞。1989年死去。

〔訳者〕
宮嶋聡(みやじま・さとし)
 京都市生まれ。同志社大学経済学部卒業。共訳書にフレデリック・ピエルッチ『アメリカン トラップ』(ビジネス教育出版社)など。北海道在住。
編集者コメント
戦前に抄訳されたまま長らく捨て置かれていた〈メグレ警視〉シリーズの長編"Liberty Bar"の戦後初翻訳&完訳となる『紺碧海岸のメグレ』も本叢書より発売中(10年近く前の単行本となるため在庫僅少です)。
目次
ロニョン刑事とネズミ
訳者あとがき
関連書籍

「二十四の瞳」からのメッセージ

澤宮 優

2400円+税

「西日本新聞」(2023年4月29日付)に書評が掲載されました。

日本の脱獄王

白鳥由栄の生涯 斎藤充功著

2200円+税

「週刊読書人」(2023年4月21日号)に書評が掲載されました。

算数ってなんで勉強するの?

子供の未来を考える小学生の親のための算数バイブル

1800円+税

台湾野球の文化史

日・米・中のはざまで

3,200円+税

ページ上部へ戻る