タイトル 反骨の争議屋
サブタイトル 「東京ユニオン」物語
刊行日 2023年12月04日
著者 髙井 晃
定価 2000円+税
ISBN 978-4-8460-2314-0
Cコード C0036
ページ数 224
判型 四六
製本 並製
内容
非正規労働者の組織化と「貧しい国」日本の再生
1979 年、32歳で「東京ユニオン」を創設した著者は、「ディーセント・ワーク」(労働の尊厳)のために、派遣労働問題に取り組み、全国ユニオンの結成によって社会的労働運動の道を拓いた。
アナルコ・サンディカリストと呼ばれ〈労働争議〉を勝ち抜いてきた男の闘いの記録!
著者紹介
1947(昭和22)年石川県生まれ。大阪府立八尾高校「サッカー部」卒業。
66年早稲田大学第一政経学部政治学科入学。69年東大安田講堂で逮捕、起訴される。早稲田大学中退し、東京北部で地域労働運動に参加。1979年北部統一労働組合、現在の東京ユニオン結成に参加、初代委員長に。93年コミュニティ・ユニオン全国ネットワーク事務局長、95年阪神・淡路大震災で被災労働者ユニオン設立に尽力。 91年、派遣労働ネットワーク設立に参加。現在まで理事を務める。
2002年「全国ユニオン」設立、初代事務局長。
2015年からシニアユニオン東京執行委員長。現在に至る。
酒と読書と山歩きをこよなく愛する。
目次
第1章 社会を変革する労働運動を−全国ユニオン結成し連合へ乗り込む 
第2章 能登の漁師小屋から大阪・東成へ 
第3章 早稲田「人生劇場」−学費闘争・ヒッチハイク・青春 
第4章 東大安田講堂−府中刑務所へ〜わが独房記 
第5章 東京ユニオン誕生−倒産・解雇の激闘 
第6章 全国一般を卒業−自立したユニオンの模索・独立愚連隊全国へ! 
第7章 ユニオン運動を全国へ−阪神・淡路大震災での被災労働者ユニオン 
第8章 規制緩和、新自由主義との闘い−労働者の人間らしく生きる権利を求めて 
解題 郡司正人 
付論・情けは人のためならず・あなたの隣の労働者に声をかけよう 
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