| タイトル | 吉原GUTAI論 |
|---|---|
| サブタイトル | 無心からの創造 |
| 刊行日 | 2026年1月20日刊行予定 |
| 著者 | 大井一男 |
| 定価 | 4800円+税 |
| ISBN | 978-4-8460-2543-4 |
| Cコード | C0071 |
| ページ数 | 口絵6+本文352 |
| 判型 | A5 |
| 製本 | 並製 |
内容
吉原治良をリーダーとしたGUTAI(具体美術協会)は60年代に日本のみならず海外でも数多くの展覧会を実施し、今日でも欧米で高く評価されている。その芸術の本質を従来の様式論の次元ではなく表現論の次元で捉えなおした画期的な研究書。ZEN(禅)がキーワードとなる。〔解題:千足伸行〕
著者紹介
大井一男(オオイ・カズオ)
1952年 岡山県備前市に備前焼作家、大井逸吾の長男として生まれる。1976年 岡山大学法文学部哲学科卒業 西洋哲学専攻。卒業論文「フッサールの数概念について」。1977年 東京都立大学大学院聴講生(哲学)。株式会社白石画廊(ホワイトストーンギャラリー)入社。2008年 『美術商・岡倉天心』を文芸社より出版。2018年 京都芸術大学(通信制)美術学部陶芸専攻入学。㈶軽井沢ニューアートミュージアム代表理事就任。2022年 ㈱ホワイトストーン定年退職。京都芸術大学(通信制)美術学部陶芸専攻卒業。京都芸術大学(通信制)大学院(芸術学修士課程)入学(24年修了)。2023年 ㈱NEW ART HOLDINGS 取締役就任(24年退任)2024年 ㈱ニューアート・エストウエストオークションズ副社長就任。2025年 ㈱ホワイトストーン 執行役員副社長就任。現在:具体美術の研究、現代陶芸制作。
1952年 岡山県備前市に備前焼作家、大井逸吾の長男として生まれる。1976年 岡山大学法文学部哲学科卒業 西洋哲学専攻。卒業論文「フッサールの数概念について」。1977年 東京都立大学大学院聴講生(哲学)。株式会社白石画廊(ホワイトストーンギャラリー)入社。2008年 『美術商・岡倉天心』を文芸社より出版。2018年 京都芸術大学(通信制)美術学部陶芸専攻入学。㈶軽井沢ニューアートミュージアム代表理事就任。2022年 ㈱ホワイトストーン定年退職。京都芸術大学(通信制)美術学部陶芸専攻卒業。京都芸術大学(通信制)大学院(芸術学修士課程)入学(24年修了)。2023年 ㈱NEW ART HOLDINGS 取締役就任(24年退任)2024年 ㈱ニューアート・エストウエストオークションズ副社長就任。2025年 ㈱ホワイトストーン 執行役員副社長就任。現在:具体美術の研究、現代陶芸制作。
目次
はじめに
第1章 具体美術協会(GUTAI)創設と「野外展」
1-1 吉原治良とは
1-2 GUTAI 作家の経済的評価の推移(吉原没後から今日まで)
1-3 GUTAI 第1 回野外展
1-4 「物質」と「精神」が握手をする
1-5 「祭り」及び「演劇」と吉原の関係
第2 章 日本文化に溶け込んだZEN
2-1 GUTAI に影響を与えたZEN という海外からの視点
2-2 吉原治良と前衛書道家・森田子龍との関係
2-3 吉原治良とミシェル・タピエとの出会い
2-4 世界へプロパガンダ、「具体」機関誌発刊
第3 章 行為としてのアート
3-1 アンフォルメル論争を総括する仮説「類としての美術
3-2 「具体」第1 回野外展に見られる「行為の痕跡としてのアート作品」
3-3 行為としてのアート
3-4 GUTAI の他のアーティストについて(田中敦子の場合)
第4 章 GUTAIとZEN
4-1 ZEN の世界への影響
4-2 行為をアートととらえるZEN の思想―西田哲学から
4-3 初期GUTAI の「行為Φアート」と福岡伸一の生命論
4-4 アクション・ペインティングと「行為Φアート」
第5 章 吉原治良の海外戦略
5-1 GUTAI の国際的活動(1958 年まで)
5-2 GUTAI の国際的活動(1959 年から1970 年)
5-3 吉原& タピエのアートプロデュース戦略
5-4 現代アートの羅針盤―「無心からの創造」
あとがき
解題(千足伸行)
参考文献
事項索引・人名索引
第1章 具体美術協会(GUTAI)創設と「野外展」
1-1 吉原治良とは
1-2 GUTAI 作家の経済的評価の推移(吉原没後から今日まで)
1-3 GUTAI 第1 回野外展
1-4 「物質」と「精神」が握手をする
1-5 「祭り」及び「演劇」と吉原の関係
第2 章 日本文化に溶け込んだZEN
2-1 GUTAI に影響を与えたZEN という海外からの視点
2-2 吉原治良と前衛書道家・森田子龍との関係
2-3 吉原治良とミシェル・タピエとの出会い
2-4 世界へプロパガンダ、「具体」機関誌発刊
第3 章 行為としてのアート
3-1 アンフォルメル論争を総括する仮説「類としての美術
3-2 「具体」第1 回野外展に見られる「行為の痕跡としてのアート作品」
3-3 行為としてのアート
3-4 GUTAI の他のアーティストについて(田中敦子の場合)
第4 章 GUTAIとZEN
4-1 ZEN の世界への影響
4-2 行為をアートととらえるZEN の思想―西田哲学から
4-3 初期GUTAI の「行為Φアート」と福岡伸一の生命論
4-4 アクション・ペインティングと「行為Φアート」
第5 章 吉原治良の海外戦略
5-1 GUTAI の国際的活動(1958 年まで)
5-2 GUTAI の国際的活動(1959 年から1970 年)
5-3 吉原& タピエのアートプロデュース戦略
5-4 現代アートの羅針盤―「無心からの創造」
あとがき
解題(千足伸行)
参考文献
事項索引・人名索引
関連書籍








