
タイトル | 吉良運平探偵小説選 |
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刊行日 | 2025年夏発売 |
著者 | 吉良運平 |
定価 | 予価3200円+税 |
ISBN | 978-4-8460-2172-6 |
Cコード | 0093 |
ページ数 | 264 |
判型 | A5 |
製本 | 上製 |
シリーズ名 | 論創ミステリ叢書 |
シリーズ番号 | 129 |
内容
欧州の探偵小説紹介に情熱を傾けた謎の作家・吉良運平の創作小説を集成! 代表作「撮影所殺人事件」の他、別名義で発表された長編作品や本名で書かれた随筆も収める。
著者紹介
吉良運平(きら・うんぺい)
1910年8月19日、愛知県生まれ。本名・渡辺芳夫。東京大学法学部を卒業後、1936頃に日本を離れ、終戦直後の1946年4月に帰国。三井物産社員や外務省嘱託として戦前から三十年近く欧州各国を忙しく飛び回った。欧州圏の推理小説を日本に紹介しようと精力的に活動するが、僅か二冊の翻訳作品を刊行するに留まる。1946年に江杉寛の筆名で翻訳書『悪魔を見た処女』を刊行し、翌47年には長編探偵小説「女人裸像の失踪」を執筆。吉良名義では探偵小説や艶笑コントを発表し、本名では世界各地の性風俗を題材としたノンフィクションを三冊刊行した。没年不詳。
1910年8月19日、愛知県生まれ。本名・渡辺芳夫。東京大学法学部を卒業後、1936頃に日本を離れ、終戦直後の1946年4月に帰国。三井物産社員や外務省嘱託として戦前から三十年近く欧州各国を忙しく飛び回った。欧州圏の推理小説を日本に紹介しようと精力的に活動するが、僅か二冊の翻訳作品を刊行するに留まる。1946年に江杉寛の筆名で翻訳書『悪魔を見た処女』を刊行し、翌47年には長編探偵小説「女人裸像の失踪」を執筆。吉良名義では探偵小説や艶笑コントを発表し、本名では世界各地の性風俗を題材としたノンフィクションを三冊刊行した。没年不詳。
目次
【創作篇】
女人裸像の失踪
撮影所殺人事件
シャルロッテの復讐
ダイヤと国際列車
リスボンの花
滞欧邦人風流譚
【評論・随筆篇】
新作家紹介 ーーデンマークの作家カルロ・アンデーセンなどーー
イタリーの三人の作家
アンドレ・ウエルテにつき
一筆啓上
解題 横井司
女人裸像の失踪
撮影所殺人事件
シャルロッテの復讐
ダイヤと国際列車
リスボンの花
滞欧邦人風流譚
【評論・随筆篇】
新作家紹介 ーーデンマークの作家カルロ・アンデーセンなどーー
イタリーの三人の作家
アンドレ・ウエルテにつき
一筆啓上
解題 横井司
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