タイトル | 朝陽門外 |
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刊行日 | 2021年12月23日 |
著者 | 清水安三 |
定価 | 3000円+税 |
ISBN | 978-4-8460-2080-4 |
Cコード | C0023 |
ページ数 | 448 |
判型 | 四六 |
製本 | 並製 |
シリーズ名 | 桜美林大学 発行:桜美林大学出版会 |
シリーズ番号 | 008 |
内容
「北京の聖者」といわれ、一世を風靡した清水安三のベストセラー作品『朝陽門外』(朝日新聞社、1939年)を、新字体・現代かな遣いに改め、読みやすく復刊!
刊行直後から「怒濤の如き反響」があった本書は、崇貞学園を創設して中国の子女教育に献身した著者の前半生の自伝である。日中戦争の発端となった盧溝橋事件当時の著者の行動記録も含んでいる。
本書は、北京において軍事衝突を回避すべく精力的に動いた様子、また中国人教育に打ち込む様子を描いていて、それが、戦争不拡大を望む国内の読者の共感を呼び驚異的な売れ行きにつながった。日中関係の歴史に残る一書とも言えよう。 桜美林学園創立100周年記念出版の一環!
刊行直後から「怒濤の如き反響」があった本書は、崇貞学園を創設して中国の子女教育に献身した著者の前半生の自伝である。日中戦争の発端となった盧溝橋事件当時の著者の行動記録も含んでいる。
本書は、北京において軍事衝突を回避すべく精力的に動いた様子、また中国人教育に打ち込む様子を描いていて、それが、戦争不拡大を望む国内の読者の共感を呼び驚異的な売れ行きにつながった。日中関係の歴史に残る一書とも言えよう。 桜美林学園創立100周年記念出版の一環!
著者紹介
【著者紹介】清水安三
1919 年春に北京に移住ののち、1921 年に旱災児童救援活動に挺身。
同年、貧困に苦しむ女子児童のための学校(のちの崇貞学園)を創設。
その後、2 年間の米国Oberlin 大学留学と一時帰国の時期を除き、1945年までほぼ北京を拠点に活動した。
本書(1939 年刊)は著者の前半生の自伝で、学校設立とその発展のための奮闘、日中戦争開始期の北京の様子、苦楽をともにした伴侶との交流・活動などを活写する。
中国から帰国した1946 年、桜美林学園を創立し、教育者として生涯その発展に心血を注いだ。
1919 年春に北京に移住ののち、1921 年に旱災児童救援活動に挺身。
同年、貧困に苦しむ女子児童のための学校(のちの崇貞学園)を創設。
その後、2 年間の米国Oberlin 大学留学と一時帰国の時期を除き、1945年までほぼ北京を拠点に活動した。
本書(1939 年刊)は著者の前半生の自伝で、学校設立とその発展のための奮闘、日中戦争開始期の北京の様子、苦楽をともにした伴侶との交流・活動などを活写する。
中国から帰国した1946 年、桜美林学園を創立し、教育者として生涯その発展に心血を注いだ。
目次
第一部 朝陽門外―戦火を超ゆるもの―
第二部 崇貞物語―清水安三自伝―
第一章 支那につかまる
第二章 崇貞学園生る
第三章 「崇貞」の由来
第四章 支那婦女鑑
第五章 貧乏を売る
第六章 資金、精神、校風
第七章 今が売出し
第三部 活ける供物―清水美穂の生涯―
第四部 相応しき者―小泉郁子の半生―
第二部 崇貞物語―清水安三自伝―
第一章 支那につかまる
第二章 崇貞学園生る
第三章 「崇貞」の由来
第四章 支那婦女鑑
第五章 貧乏を売る
第六章 資金、精神、校風
第七章 今が売出し
第三部 活ける供物―清水美穂の生涯―
第四部 相応しき者―小泉郁子の半生―
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