タイトル | 未来が落とす影 |
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刊行日 | 2023年11月16日 |
著者 | ドロシー・ボワーズ 著/友田葉子 訳 |
定価 | 3400円+税 |
ISBN | 978-4-8460-2338-6 |
Cコード | 0097 |
ページ数 | 336 |
判型 | 四六 |
製本 | 上製 |
シリーズ名 | 論創海外ミステリ |
シリーズ番号 | 306 |
内容
コッツウォールド丘陵の麓にある屋敷〈スパンウォーター〉に付き添い婦として赴任したアウレリア・ブレット。主人マシュー・ウィアーが数々の不幸に見舞われた事で妻のキャサリン・ウィアーは精神状態が不安定となっており、奇妙な行動が目に余るため、家人がウィアー夫人の気晴らし友達としてアウレリアを雇ったのだ。しかし、アウレリアが来てから数日後、ウィアー夫人がヒ素中毒で死亡してしまう。ロンドン警視庁のダン・パードウ警部とトミー・ソルト部長刑事が捜査に乗り出し、関係者全員の事情聴取に当たったところ、容疑者たり得る人物が次々と浮上。さらには細工された自動車による事故、執事毒殺、遺棄された死体の発見と不穏な出来事が相次ぎ、〈スパンウォーター〉に巻き起こる事件は複雑化の様相を呈する。一計を案じたパードウ警部は罠を仕掛け、新たな毒殺人事件を起こそうとするアウレリアの現行犯逮捕に成功するのだが……。
著者紹介
ドロシー・ボワーズ
1902年、英国レムスター生まれ。オックスフォード大学卒業後、教職を経て、1938年に「命取りの追伸」で作家デビューした。書評家から「セイヤーズの後継者」と称賛され、英国の推理作家協会であるディテクション・クラブへ入会する。1948年、結核のため死去。
〔訳者〕
友田葉子(ともだ・ようこ)
津田塾大学英文学科卒業。非常勤講師として英語教育に携わりながら、2001年より『指先にふれた罪』(DHC)で翻訳としての活動を始める。文芸書からノンフィクションまで多彩な分野の翻訳を手がけ、『極北×13+1』(柏艪舎)、『血染めの鍵』、『魔女の不在証明』、『ベッドフォード・ロウの怪事件』、『アバドンの水晶』(いずれも論創社)、『ショーペンハウアー 大切な教え』(イースト・プレス)など、多数の訳書・共訳書がある。
1902年、英国レムスター生まれ。オックスフォード大学卒業後、教職を経て、1938年に「命取りの追伸」で作家デビューした。書評家から「セイヤーズの後継者」と称賛され、英国の推理作家協会であるディテクション・クラブへ入会する。1948年、結核のため死去。
〔訳者〕
友田葉子(ともだ・ようこ)
津田塾大学英文学科卒業。非常勤講師として英語教育に携わりながら、2001年より『指先にふれた罪』(DHC)で翻訳としての活動を始める。文芸書からノンフィクションまで多彩な分野の翻訳を手がけ、『極北×13+1』(柏艪舎)、『血染めの鍵』、『魔女の不在証明』、『ベッドフォード・ロウの怪事件』、『アバドンの水晶』(いずれも論創社)、『ショーペンハウアー 大切な教え』(イースト・プレス)など、多数の訳書・共訳書がある。
目次
未来が落とす影
訳者あとがき
絵夢恵
訳者あとがき
絵夢恵
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