タイトル | 金来成探偵小説選 |
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刊行日 | 2014年6月30日 |
著者 | 金来成 著/横井司 訳 |
定価 | 3,600 円+税 |
ISBN | 978-4-8460-1333-2 |
Cコード | 0093 |
ページ数 | 432 |
判型 | 四六 |
製本 | 上製 |
シリーズ名 | 論創ミステリ叢書 |
シリーズ番号 | 76 |
内容
韓国推理小説の父祖。早稲田大学在学中『ぷろふいる』からデビュー。江戸川乱歩に私淑した韓国人作家金来成の日本語作品を初集成。幻の第一長篇『思想の薔薇』収録。
著者紹介
金来成(キム・ネソン)
1909‐1957。大韓帝国、平安南道生まれ。早稲田大学在学中の1935年に探偵小説誌「ぷろふいる」で作家としてデビュー。その後、母国に戻り朝鮮日報社に勤め、雑誌の編集に携わりながら探偵小説を発表する。49年から52年にかけて韓国日報に大衆小説「青春劇場」を連載し人気を博す。57年、ソウルの自宅にて脳溢血のため死去。享年47。代表作に『魔人』(39)、『青春劇場』(52)などがある。その功績を称え、来成文学賞と長編推理小説新人賞の金来成推理文学賞が創立された。
横井司(よこい・つかさ)
1962年、石川県金沢市に生まれる。大東文化大学文学部日本文学科卒業。専修大学大学院文学研究科博士後期課程修了。95年、戦前の探偵小説に関する論考で、博士(文学)学位取得。現在、専修大学人文科学研究所特別研究員。日本推理作家協会・本格ミステリ作家クラブ会員。
1909‐1957。大韓帝国、平安南道生まれ。早稲田大学在学中の1935年に探偵小説誌「ぷろふいる」で作家としてデビュー。その後、母国に戻り朝鮮日報社に勤め、雑誌の編集に携わりながら探偵小説を発表する。49年から52年にかけて韓国日報に大衆小説「青春劇場」を連載し人気を博す。57年、ソウルの自宅にて脳溢血のため死去。享年47。代表作に『魔人』(39)、『青春劇場』(52)などがある。その功績を称え、来成文学賞と長編推理小説新人賞の金来成推理文学賞が創立された。
横井司(よこい・つかさ)
1962年、石川県金沢市に生まれる。大東文化大学文学部日本文学科卒業。専修大学大学院文学研究科博士後期課程修了。95年、戦前の探偵小説に関する論考で、博士(文学)学位取得。現在、専修大学人文科学研究所特別研究員。日本推理作家協会・本格ミステリ作家クラブ会員。
目次
【創作篇】
楕円形の鏡
探偵小説家の殺人
思想の薔薇 [祖田律男/訳]
綺譚・恋文往来
恋文綺譚 [祖田律男/訳]
【評論・随筆篇】
作者の言葉
書けるか!
探偵小説の本質的要件
鐘路の吊鐘
探偵小説二十年史第三回 [祖田律男/訳]
訳者あとがき(祖田律男)
解題(松川良宏)
楕円形の鏡
探偵小説家の殺人
思想の薔薇 [祖田律男/訳]
綺譚・恋文往来
恋文綺譚 [祖田律男/訳]
【評論・随筆篇】
作者の言葉
書けるか!
探偵小説の本質的要件
鐘路の吊鐘
探偵小説二十年史第三回 [祖田律男/訳]
訳者あとがき(祖田律男)
解題(松川良宏)
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