タイトル 飛鳥高探偵小説選Ⅱ
刊行日 2016年3月22日
著者 飛鳥高
定価 3,600円円+税
ISBN 978-4-8460-1511-4
Cコード 0093
ページ数 400
判型 A5
製本 上製
シリーズ名 論創ミステリ叢書
シリーズ番号 96
内容
映画原作「死を運ぶトラック」ほか、昭和三十年代に発表された短編を厳選収録。「彼の作風にはたくまざる社会性があり、普通の人間を特異な視角によって描き、またプロットの妙趣、トリックの創意にも独特のものがある」(江戸川乱歩)
著者紹介
1921(大正10)年、山口県生まれ。本名・烏田専右。東京帝国大学工業学部卒業。工学博士。1946(昭和21)年、『宝石』懸賞探偵小説「犯罪の場」を投じて入選、翌年、同誌に掲載されデビュー。翌年、東北に転勤したため、次作の発表は50年の「湖」となったが、以後は『宝石』や『探偵実話』を中心に短編を発表。58年に、江戸川乱歩賞を仁木悦子『猫は知っていた』と争った第一長編『疑惑の夜』を刊行。その後、『死を運ぶトラック』(59)、『甦える疑惑』(59)、『死にぞこない』(60)、『崖下の道』(61)など長編を精力的に発表した。62年に上梓した長編『細い赤い糸』で翌年、第15回日本探偵作家クラブ賞受賞。以後も『虚ろな車』(62)、『顔の中の落日』(63)、『死刑台へどうぞ』(同)、『ガラスの檻』(64)といった長編の他、専門誌以外にも短編を発表するようになったが、本業が多忙となり、「とられた鏡」(76)を最後に執筆が途絶えた。75(昭和50)年、コンクリート工学の研究で日本建築学会賞受賞。1990(平成2)年、久々に長編『青いリボンの誘惑』を上梓した。
目次
死を運ぶトラック
鼠はにっこりこ
夜のプラカード
ボディガード
拾った名刺
大人の城
猫とオートバイ
狂った記録
狂気の海
お天気次第
バシーの波

解題(横井 司)
関連書籍

「二十四の瞳」からのメッセージ

澤宮 優

2400円+税

「西日本新聞」(2023年4月29日付)に書評が掲載されました。

日本の脱獄王

白鳥由栄の生涯 斎藤充功著

2200円+税

「週刊読書人」(2023年4月21日号)に書評が掲載されました。

算数ってなんで勉強するの?

子供の未来を考える小学生の親のための算数バイブル

1800円+税

台湾野球の文化史

日・米・中のはざまで

3,200円+税

ページ上部へ戻る