タイトル 食卓に活かす漢方の知恵
サブタイトル 身近な食べ物の薬効で心と体を優しく癒す
刊行日 2025年12月1日刊行予定
著者 池上文雄
定価 1800円+税
ISBN 978-4-8460-2541-0 
Cコード C0047
ページ数 148
判型 四六
製本 並製
内容
私たちの身近にある食べ物のもつ薬効を、薬学博士の著者が食材別にくわしく解説。伝統的な漢方医学の教えに学びながら、健康に生きるためのさまざまなヒントをまとめた“食養”の教科書。
NHKラジオの『カルチャーラジオ 日曜カルチャー』での「食卓にいかす漢方の知恵」の放送内容をもとに、新たにコラムや参考資料も加え再構成。
著者紹介
池上文雄(いけがみ・ふみお)
千葉大学名誉教授・薬学博士・薬剤師
1975年 千葉大学大学院薬学研究科修士課程修了
1981年 薬学博士(東京大学)
1981~1982年 ベルギー国ゲント大学医学部ベルギー政府奨学金留学
2005年 千葉大学環境健康フィールド科学センター教授
2015年~千葉大学名誉教授、グランドフェロー、特任研究員
2018年~一社法人日本薬用機能性植物推進機構理事
専門の薬用植物資源学、生薬学、漢方医薬学の知識を活かした薬学と農学の融合を目指し、「植物を通して生命を考える」「地球は大きな薬箱」をモットーに健康科学を教育・研究。著書に『山の幸・海の幸 薬効・薬膳事典』『食卓の薬効事典』(農文協)、『健康寿命を延ばすための薬食術』(主婦の友社)他多数。『不調を食生活で見直すためのからだ大全』『からだのための食材大全』『育てておいしいヘルシー植物』『ハーブ便利帳』(NHK 出版)他、監修書も多数。著・監修書に『御薬園の薬用植物』(会津若松観光ビューロー)他
目次
第一章 世界の伝統医学にみる健康観 
1.伝統医学の基本は食を通した予防医学
2.漢方は体質と環境を考慮する医学 
3.生命は自然界とつながっている――五行説と身土不二 
第二章 漢方の知恵を暮らしに活かす 
1.身近な食べ物の薬性(五性)と五味の効能
2.香りの効能――その生理・心理効果
3.春夏秋冬の食べ物と健康の秘訣――人間の生体リズムと食
第三章 食品として用いられる生薬 
1.野菜もくすり――植物の生命力の秘密
2.普段の食べ物の健康機能性――元気百菜豆一生
3.世界にみる発酵食品の効能
第四章 旬の食材と漢方健康学 
1.山の幸の薬効――自然の恵みの恩恵
2.海の幸の薬効――生命の起源につながる
3.健康な食事――食も人生計画の一つ 
おわりに
【参考資料】 
中国古典医学書の概説 
漢方用語の解説 
主な症状に効果的な食品
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