タイトル 如月十兵衛 娘鍼医の用心棒
刊行日 2023年9月26日
著者 扉 修一郎(とびら・しゅういちろう)
定価 1600円+税
ISBN 978-4-8460-2321-8
Cコード 0093
ページ数 336
判型 四六
製本 並製
シリーズ名 論創ノベルス
シリーズ番号 006
内容
如月十兵衛 娘鍼医の用心棒
(きさらぎじゅうべえ むすめはりいのようじんぼう)

論創ミステリ大賞から誕生した
まさかの一冊!
こんな時代小説があったのか。痛快無比の読み心地!

江戸の町を奇妙な三人組が行く。
盲目の娘鍼灸師・桃春、お供の千代、二人の用心棒・如月十兵衛。
三人の往診先や周囲で騒動が起き、十兵衛は事件に巻き込まれていく……。

身をやつした手練れの用心棒、
その冴え渡る勘と剣捌きに読む手が止まらない!
著者紹介
扉修一郎(とびら・しゅういちろう)
千葉大学卒。出版社で小説誌編集長、書籍編集部編集長、書籍担当取締役等を歴任。
その間、数多くの作家を世に送り出す。現在、カルチャー教室小説講座講師。

【著者メッセージ】
物語の種は、あらゆるところに潜み、隠れているが、それを見つけて掘り出すのは楽しいけれどなかなか難しい。
ひと頃、井原西鶴の「世間胸算用」とか「日本永代蔵」を読んでいたとき、たまたま「武道伝来記」を手に取り、そこに出てくる女鍼医が印象に残った。
月日が経って、用心棒と女鍼医が登場する時代小説を書いてみようと思った。
論創ミステリ大賞が、面白いと目をとめてくれた。―――――扉修一郎
目次
第一章 奇妙な三人連れ
第二章 深川、怪動騒ぎ
第三章 笠付けと自惚鏡
第四章 滝野川の鮎
第五章 殿様と美少女
第六章 仁平と伽那と悌七
終 章 若人の季節
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