タイトル | ファラデー家の殺人 |
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刊行日 | 2023年9月10日 |
著者 | マージェリー・アリンガム 著/渕上痩平 訳 |
定価 | 3400円+税 |
ISBN | 978-4-8460-2267-9 |
Cコード | 0097 |
ページ数 | 336 |
判型 | 四六 |
製本 | 上製 |
シリーズ名 | 論創海外ミステリ |
シリーズ番号 | 301 |
内容
ーーこの屋敷の誰かが狂ってると思う。誰なのかはわからない。誰であってもおかしくないわ。
屋敷に満ちる憎悪と悪意。ファラデー一族を次々と血祭りにあげる姿なき殺人鬼の正体とは……。〈アルバート・キャンピオン〉シリーズの長編第四作、原書刊行から92年の時を経て遂に完訳!
屋敷に満ちる憎悪と悪意。ファラデー一族を次々と血祭りにあげる姿なき殺人鬼の正体とは……。〈アルバート・キャンピオン〉シリーズの長編第四作、原書刊行から92年の時を経て遂に完訳!
著者紹介
マージェリー・アリンガム
本名マージェリー・ルイーズ・ヤングマン・カーター。1904年、英国ロンドン生まれ。別名マックスウェル・マーチ。文筆家の家系に育ち、16歳で長編小説を書き上げる早熟の天才ぶりを見せ、1923年に冒険小説"Blackkerchief Dick"を発表、27年には犯人当ての長編ミステリ「ホワイトコテージの殺人」を新聞連載している。"The Crime at Black Dudley"(29)に端役で登場したアルバート・キャンピオンは"Mystery Mile"(30)以降の作品でシリーズ探偵となる。映画化された「霧の中の虎」(52)や英国推理作家協会賞ゴールド・ダガー賞の次点長編「殺人者の街角」(58)など、数多くの長短編が書かれた。66年、シリーズ19作目の長編"Cargo of Eagles"を執筆中に死去。同作は夫フィリップ・ヤングマン・カーターによって補筆・完成された。
〔訳者略歴〕
渕上瘦平(ふちがみ・そうへい)
英米文学翻訳家。海外ミステリ研究家。訳書に ジョン・ ロード『代診医の死』(論創社)、R・オーステ ィン・フリーマン『オシリスの眼』(筑摩書房)、『ソーンダイク博士短篇全集』(全3巻。国書刊行会)など多数。
本名マージェリー・ルイーズ・ヤングマン・カーター。1904年、英国ロンドン生まれ。別名マックスウェル・マーチ。文筆家の家系に育ち、16歳で長編小説を書き上げる早熟の天才ぶりを見せ、1923年に冒険小説"Blackkerchief Dick"を発表、27年には犯人当ての長編ミステリ「ホワイトコテージの殺人」を新聞連載している。"The Crime at Black Dudley"(29)に端役で登場したアルバート・キャンピオンは"Mystery Mile"(30)以降の作品でシリーズ探偵となる。映画化された「霧の中の虎」(52)や英国推理作家協会賞ゴールド・ダガー賞の次点長編「殺人者の街角」(58)など、数多くの長短編が書かれた。66年、シリーズ19作目の長編"Cargo of Eagles"を執筆中に死去。同作は夫フィリップ・ヤングマン・カーターによって補筆・完成された。
〔訳者略歴〕
渕上瘦平(ふちがみ・そうへい)
英米文学翻訳家。海外ミステリ研究家。訳書に ジョン・ ロード『代診医の死』(論創社)、R・オーステ ィン・フリーマン『オシリスの眼』(筑摩書房)、『ソーンダイク博士短篇全集』(全3巻。国書刊行会)など多数。
目次
ファラデー家の殺人
訳者あとがき
訳者あとがき
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