タイトル | 奇妙な捕虜 |
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刊行日 | 2024年1月30日 |
著者 | マイケル・ホーム 著/福森典子 訳 |
定価 | 3400円+税 |
ISBN | 978-4-8460-2348-5 |
Cコード | 0097 |
ページ数 | 336 |
判型 | 四六 |
製本 | 上製 |
シリーズ名 | 論創海外ミステリ |
シリーズ番号 | 311 |
内容
英国陸軍のジョン・ベナム大尉によって捕虜収容所からロンドンへ送り届けられたドイツ人捕虜パウル・ネムリングは、ドイツへ強制送還される寸前、英国諜報局のヘンリ・マーゴー大尉によって身柄を奪還された。部分的な記憶の欠落からか支離滅裂な言動が多いネムリングの正体と真相を聞き出すため、マーゴーは「ドイツ人にまちがわれて収容所に入れられていたフランス人活動家」と偽り、ネムリングの希望に従い二人揃ってフランスのヴァレーヌへ赴く。謀略の飛行機事故やイギリス空軍パイロット射殺事件が見え隠れする中、〈奇妙な捕虜〉ネムリングの過去が徐々に明かされていく……。
著者紹介
マイケル・ホーム
クリストファー・ブッシュの別名。本名チャーリー・クリスマス・ブッシュ。1885年、イングランド、イースト・アングリア生まれ。ロンドン大学のキングズ・カレッジを卒業後、軍人や学校教師を経て作家となる。“ The Plumley Inheritance”(1926)以降、「完全殺人事件」(29)、「100%アリバイ」(34)、「チューダー女王の事件」(38)など、六十作を超えるルドウィック・トラヴァース探偵譚を著わした。1973年死去。
〔訳者〕
福森典子(ふくもり・のりこ)
大阪生まれ。国際基督教大学卒。通算十年の海外生活を経験。『陰謀の島』、『知られたくなかった男』、『笑う仏』、『不死鳥と鏡』(いずれも論創社)など、ミステリを中心に多数の訳書がある。
クリストファー・ブッシュの別名。本名チャーリー・クリスマス・ブッシュ。1885年、イングランド、イースト・アングリア生まれ。ロンドン大学のキングズ・カレッジを卒業後、軍人や学校教師を経て作家となる。“ The Plumley Inheritance”(1926)以降、「完全殺人事件」(29)、「100%アリバイ」(34)、「チューダー女王の事件」(38)など、六十作を超えるルドウィック・トラヴァース探偵譚を著わした。1973年死去。
〔訳者〕
福森典子(ふくもり・のりこ)
大阪生まれ。国際基督教大学卒。通算十年の海外生活を経験。『陰謀の島』、『知られたくなかった男』、『笑う仏』、『不死鳥と鏡』(いずれも論創社)など、ミステリを中心に多数の訳書がある。
目次
奇妙な捕虜
訳者あとがき
解説 横井司
訳者あとがき
解説 横井司
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