タイトル | 空襲の樹 |
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刊行日 | 2023年1月18日 |
著者 | 三咲光郎 |
定価 | 1600円+税 |
ISBN | 978-4-8460-2227-3 |
Cコード | 0093 |
ページ数 | 344 |
判型 | 四六 |
製本 | 並製 |
シリーズ名 | 論創ノベルス |
シリーズ番号 | 001 |
内容
「難しい設定をまとめあげた筆力に感服させられた」−−ミステリ評論家・横井司氏絶賛!
「論創ミステリ大賞」の第1回大賞受賞作!
マッカーサー元帥が日本に降り立った日、外国人の死体が発見された――。焼け野原の東京を舞台に「ワニガメ」と呼ばれた刑事が挑む射殺事件! ラスト3ページ、心に染みる感動ミステリ!!
本書の単行本化にあたり、創業50周年記念「論創ミステリ大賞」の大賞受賞作『刻まれし者の名は』を改題。新シリーズ「論創ノベルス」の記念すべき第1弾!
「論創ミステリ大賞」の第1回大賞受賞作!
マッカーサー元帥が日本に降り立った日、外国人の死体が発見された――。焼け野原の東京を舞台に「ワニガメ」と呼ばれた刑事が挑む射殺事件! ラスト3ページ、心に染みる感動ミステリ!!
本書の単行本化にあたり、創業50周年記念「論創ミステリ大賞」の大賞受賞作『刻まれし者の名は』を改題。新シリーズ「論創ノベルス」の記念すべき第1弾!
著者紹介
三咲光郎(みさき・みつお)
1959年大阪生まれ。関西学院大学文学部卒業後、高校の教職に就くかたわら小説の執筆を開始。
1993年に『大正暮色』で堺市自由都市文学賞、1998年に『大正四年の狙撃手』でオール讀物新人賞、2001年に『群蝶の空』で松本清張賞、2018年に『奥州ゆきを抄』(岸ノ里玉夫名義)で仙台短編文学賞を受賞。
著書に『忘れ貝』(文藝春秋)、『砲台島』(早川書房)、『死の犬』(角川書店)、『蒼きテロルの翼』(祥伝社)、『上野(のがみ)の仔(がき)』(徳間文庫)など。
1959年大阪生まれ。関西学院大学文学部卒業後、高校の教職に就くかたわら小説の執筆を開始。
1993年に『大正暮色』で堺市自由都市文学賞、1998年に『大正四年の狙撃手』でオール讀物新人賞、2001年に『群蝶の空』で松本清張賞、2018年に『奥州ゆきを抄』(岸ノ里玉夫名義)で仙台短編文学賞を受賞。
著書に『忘れ貝』(文藝春秋)、『砲台島』(早川書房)、『死の犬』(角川書店)、『蒼きテロルの翼』(祥伝社)、『上野(のがみ)の仔(がき)』(徳間文庫)など。
目次
●序章 八月十五日 水曜日
●第一章 八月三十日 木曜日●第二章 八月三十一日 金曜日
●第三章 九月一日 土曜日●第四章 九月二日 日曜日
●第五章 九月三日 月曜日●第六章 九月四日 火曜日
●第七章 九月五日 水曜日●終章 九月八日 土曜日
【三咲光郎氏「受賞の言葉」より】
スペイン風邪がパンデミックをひき起こし、ヨーロッパの政情不安から世界大戦が広がった、あの混乱と戦争の時代が、遠い昔の話だったとは感じられないのが今の時代です。作中で、三人の刑事たちが見た結末は、現代人の私たちの心情に重なるところがあると感じています。
●第一章 八月三十日 木曜日●第二章 八月三十一日 金曜日
●第三章 九月一日 土曜日●第四章 九月二日 日曜日
●第五章 九月三日 月曜日●第六章 九月四日 火曜日
●第七章 九月五日 水曜日●終章 九月八日 土曜日
【三咲光郎氏「受賞の言葉」より】
スペイン風邪がパンデミックをひき起こし、ヨーロッパの政情不安から世界大戦が広がった、あの混乱と戦争の時代が、遠い昔の話だったとは感じられないのが今の時代です。作中で、三人の刑事たちが見た結末は、現代人の私たちの心情に重なるところがあると感じています。
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