カテゴリー:矢口英佑のナナメ読み
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矢口英佑のナナメ読み #072『初期経典にみる釈尊の戦争観–––シャカ族滅亡の伝承を読む』
No.72『初期経典にみる釈尊の戦争観——シャカ族滅亡の伝承を読む』 「釈尊」とは、仏教の開祖である釈迦のことであり、釈迦牟尼世尊(尊称)の略である。著者も「凡例」で「仏教の開祖ブッダの呼称は多様に…詳細を見る -
矢口英佑のナナメ読み #071『鷗外を考える』
No.71『鷗外を考える』 矢口英佑 本書の書名は『鷗外を考える』である。なるほどと思う。限りなく鷗外研究であり、鷗外分析である。それにもかかわらず、著者がそのような書名にせず、「…詳細を見る -
矢口英佑のナナメ読み #070〈 『ボヌール・デ・ダム百貨店』〉
No.70『ボヌール・デ・ダム百貨店』 矢口英佑〈2023.4.12〉 フランスの作家・エミール・ゾラの『ボヌール・デ・ダム百貨店』を日本に初めて翻訳、紹介したのは大衆小説で…詳細を見る -
矢口英佑のナナメ読み #069〈 『韓国——食の文化』〉
No.69『韓国——食の文化』 矢口英佑〈2023.4.5〉 本書は民俗学的、歴史学的に辿った食文化論ではない。現在の韓国の食について、韓国人である著者の目線で食材や具体的な料理を取り上げ、韓国の〝食…詳細を見る -
矢口英佑のナナメ読み#067『新まよけの民俗誌』
No.67『新まよけの民俗誌』 矢口英佑〈2023.3.25〉 著者の斎藤たまにとって本書は『まよけの民俗誌』に続く第2弾である。ただし、一般的には「はじめに」や「おわりに」が置か…詳細を見る -
矢口英佑のナナメ読み #068〈 『近くて遠いままの国』〉
No.68「近くて遠いままの国」 矢口英佑〈2023.2.24〉 本書にはフィクション(「絶壁」)とノンフィクション(「近くて遠いままの国」)、2編の性格が異なる文章世界が収められ…詳細を見る -
矢口英佑のナナメ読み #066〈 『[完全版]悪霊の館』〉
No.66「[完全版]悪霊の館」 矢口英佑〈2023.1.10〉 本書は二階堂黎人の作家デビュー30周年を記念して、再刊された作品である。二階堂黎人と言えば、女性探偵の二階堂蘭子を…詳細を見る -
矢口英佑のナナメ読み #064〈 『ハピネス 幸せこそ、あなたらしい』〉
No.64「ハピネス 幸せこそ、あなたらしい」 矢口英佑〈2022.12.12〉 本書の著者はティナ・ターナーである。 音楽の世界では「ロックンロールの女…詳細を見る -
矢口英佑のナナメ読み #063〈 『日蓮誕生 いま甦る実像と闘争』〉
No.63「日蓮誕生 いま甦る実像と闘争」 矢口英佑〈2022.11.21〉 衝撃的な一書である。 日蓮の出自について、これまでは日蓮みずからが語っていた…詳細を見る -
矢口英佑のナナメ読み #062〈 『105歳の聖火ランナー』〉
No.62「105歳の聖火ランナー」 矢口英佑〈2022.10.25〉 2021年7月23日から8月8日まで東京オリンピックが開催されたことはまだ記憶に新しい。 …詳細を見る