カテゴリー:論創通信
-
矢口英佑のナナメ読み #053〈『アンリ・ベルクソンの神秘主義』〉
No.53「アンリ・ベルクソンの神秘主義」 矢口英佑〈2022.6.17〉 本書は書名から理解できるように、フランスを代表する哲学者アンリ・ベ…詳細を見る -
本を読む #077〈喇嘛舎と石井隆『さみしげな女たち』〉
(77) 喇嘛舎と石井隆『さみしげな女たち』 小田光雄 1983年にアディン書房を発売所として、喇嘛舎から石井隆画集『さみしげな女たち』が刊行されている。これはA4判を一回り大きく…詳細を見る -
本を読む #076〈ブロンズ社とほんまりう『息をつめて走りぬけよう』〉
(76) ブロンズ社とほんまりう『息をつめて走りぬけよう』 小田光雄 1970年代から80年代にかけて、ブロンズ社が多くのコミックを出版していたことを記憶している読者は、もはや少数…詳細を見る -
矢口英佑のナナメ読み #052〈『全国に30万ある「自治会」って何だ!』〉
No.52「全国に30万ある『自治会』って何だ!」 矢口英佑〈2022.5.7〉 〝「自治会」って何だ!〟とあらためて問われると、確かに「何だ…詳細を見る -
矢口英佑のナナメ読み #051〈『大熊信行と凍土社の地域文化運動』〉
No.51『大熊信行と凍土社の地域文化運動』 矢口英佑〈2022.4.27〉 書名に大熊信行、凍土社、『まるめら』と三つ並んでいる本書から、その関係性を即座に理解できる人は少数だろう。たとえ大熊信…詳細を見る -
矢口英佑のナナメ読み #050〈『ロングライフウエルネス——ジェロントロジーの理論と実践』〉
No.50『ロングライフウエルネス——ジェロントロジーの理論と実践』 矢口英佑〈2022.4.12〉 本書の書名を目にするや、その領域に多少とも知識のある人を除くと、少々、戸惑いを覚える向きは多い…詳細を見る -
本を読む #075〈かわぐちかいじ『死風街』〉
(75) かわぐちかいじ『死風街』 小田光雄 田家秀樹の「作詞家・松本隆の50年」をたどった『風街とデラシネ』(KADOKAWA)を読んだこともあり、もうひとつの「風街」に言及して…詳細を見る -
オイル・オン・タウンスケープ 第八号(後半)
千歳烏山の芸術家───アトリエクロー 第八号(後半) 中島晴矢 《アトリエクロー》2022|カンヴァスに油彩|625 × 510 mm それでは、杉田五郎とは一体どのような芸術家だったのだろうか。 &n…詳細を見る -
矢口英佑のナナメ読み #049〈『リプトン自伝』〉
No.49『リプトン自伝』 矢口英佑〈2022.3.31〉 “リプトン”という言葉を耳にした時、どこか身近な響きとして受けとめる人は少なくないだろう。そして、おそらく連想ゲームのように“リプトン紅…詳細を見る -
矢口英佑のナナメ読み #048〈『殺人は自策で』〉
No.48『殺人は自策で』 矢口英佑〈2022.3.21〉 本書は「論創海外ミステリ」シリーズの279冊目である。そして、事件の謎を解く主人公は海外のミステリーについて多少知識をお持ちの方なら、たぶんご存じの探偵であ…詳細を見る