カテゴリー:論創通信
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本を読む #083〈矢作俊彦とダディ・グース作品集『少年レボリューション』〉
(83) 矢作俊彦とダディ・グース作品集『少年レボリューション』 小田光雄 『ベッドタイムアイズ』の山田詠美に先駆けて漫画家から作家になった人物がいる。それは矢作俊彦で、漫画家名と…詳細を見る -
矢口英佑のナナメ読み #064〈 『ハピネス 幸せこそ、あなたらしい』〉
No.64「ハピネス 幸せこそ、あなたらしい」 矢口英佑〈2022.12.12〉 本書の著者はティナ・ターナーである。 音楽の世界では「ロックンロールの女…詳細を見る -
『日蓮誕生——いま甦る実像と闘争』No.003
Ⅰ 日蓮の出自について 序説 本論に入る前に、以前「日蓮と政治」でみた考察を整理しておく。 まず、日蓮の出自については、安房国長狭郡東条郷の片海の「旃陀羅が子」という日蓮の言及があるだけで、…詳細を見る -
矢口英佑のナナメ読み #063〈 『日蓮誕生 いま甦る実像と闘争』〉
No.63「日蓮誕生 いま甦る実像と闘争」 矢口英佑〈2022.11.21〉 衝撃的な一書である。 日蓮の出自について、これまでは日蓮みずからが語っていた…詳細を見る -
本を読む #082〈北宋社と片山健、『迷子の独楽』〉
(82) 北宋社と片山健、『迷子の独楽』 小田光雄 前回の1983年刊行の石井隆画集『さみしげな女たち』に先行する70年代に、片山健が『美しい日々』『エンゼルアワー』『迷子の独楽』…詳細を見る -
『日蓮誕生——いま甦る実像と闘争』No.002
Ⅰ 日蓮の出自について はじめに 鎌倉期の日蓮研究には、大別して二つの視点が想定される。一つは、主に教義・教理を中心にした宗教学・思想史的な視点、あと一つは門弟を含め、教団の運動や政治動態に焦点を当てた歴史学・政治史…詳細を見る -
矢口英佑のナナメ読み #062〈 『105歳の聖火ランナー』〉
No.62「105歳の聖火ランナー」 矢口英佑〈2022.10.25〉 2021年7月23日から8月8日まで東京オリンピックが開催されたことはまだ記憶に新しい。 …詳細を見る -
『日蓮誕生——いま甦る実像と闘争』No.001
はじめに ——日蓮は、一二二二(承久四)年二月十六日、安房国の東条郷(千葉県鴨川市)の漁村で誕生しました。父は貫名重忠、母は梅菊。「日蓮は、安房国・東条・片海の石中の賤民が子なり」、「海辺の旋陀羅が子なり」、「東条郷・…詳細を見る -
矢口英佑のナナメ読み #061〈 『土俗と変革』〉
No.61「土俗と変革」 矢口英佑〈2022.10.18〉 書名である『土俗と変革』だけで本書の内容をおおよそ掴むことは難しそうである。サブタイトルに「多様性のラディカリズムとナシ…詳細を見る -
本を読む #081〈『ガロ』臨時増刊号「池上遼一特集」と「地球儀」〉
(81) 『ガロ』臨時増刊号「池上遼一特集」と「地球儀」 小田光雄 ほんまりうの『息をつめて走りぬけよう』には主人公の田村が自分の机の上に鳥籠を置き、それをみつめ、鳥が鳴くのを聴い…詳細を見る